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手足口病 流行のピークに向けて報告数の増加が続く
手足口病は7月の流行のピークに向けて報告数の増加が続いています。これまでの流行の中心は大きな流行となった2015年以来のCA6型ウイルスであり、本年も2年ぶりの大きな流行となる可能性が高いと思われます。
7月に注意してほしい感染症は手足口病、腸管出血性大腸菌感染症、咽頭結膜熱、溶連菌感染症
No1・手足口病、No2・腸管出血性大腸菌感染症、No3・咽頭結膜熱、No4・溶連菌感染症
溶連菌感染症 報告数は増加が続いており、2015年の流行に匹敵する大きな流行に
溶連菌感染症(A群溶血性レンサ球菌咽頭炎)の報告数は第23週(2017年6月5日~11日)も引き続き増加しており、過去10年間で最も報告数が多かった2015年に匹敵する大きな流行になっています。
手足口病 本格的な流行に向かって報告数は継続的に増加中
手足口病は報告数の増加が続いています。今後報告数は増加し、7月には流行のピークをむかえるものと考えられます。
咽頭結膜熱 増加傾向は継続しており、過去10年間での最多報告数を更新中
咽頭結膜熱(別名、プール熱と呼ばれることもあります) の第23週(2017年6月5日~6月11日)の報告数は増加傾向が継続しており、過去10年間での最多報告数の更新が続いています。
溶連菌感染症 報告数はやや増加
溶連菌感染症(A群溶血性レンサ球菌咽頭炎)の報告数は第22週(5月29日~6月4日)までは増加傾向が続いていますが、おそらく現在流行のピークに差し掛かりつつあり、まもなく減少に転じるものと予想されます。
手足口病 本格的な流行期に差し掛かりつつあり
手足口病は報告数の増加が続いており、特に西日本では本格的な流行となっている地域が少なくありません。今後、東日本にも流行は拡大し、全国的な流行となっていくものと予想されます。
咽頭結膜熱 過去10年間での最多報告数を更新
咽頭結膜熱(別名、プール熱と呼ばれることもあります)の第22週(5月29日~6月4日)の報告数は増加し、過去10年間の最多報告数を更新しました。
咽頭結膜熱 報告数は過去10年間で最多を記録
咽頭結膜熱(別名、プール熱と呼ばれることもあります) の第21週(5月22日~28日)の報告数は、過去10年間で最多を記録しました。
溶連菌感染症 患者数は増加し、大きな流行となりつつある
大型連休明けに溶連菌感染症の患者数は急増し、すでに夏季の流行としては2004年以降では2015年に次ぐものとなっています。