トピックス一覧
【感染症経験談】百日咳 1歳以下の乳児は死に至る危険も 定期接種の四種混合ワクチンを遅れずに接種することが大切
百日咳は、小児、特にワクチンを接種していない乳幼児がり患すると、重症化しやすいと言われています。新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、乳児への定期接種率が下がるまたは遅れ気味になっていると指摘されています。生後3か月になったら速やかに四種混合ワクチンの接種を強く推奨します。
【感染症ニュース】腸管出血性大腸菌感染症 患者発生数は増加傾向 8~9月の患者発生のピークに向けて警戒が必要
腸管出血性大腸菌感染症は、例年8~9月が患者発生のピークです。新型コロナウイルス感染症の影響により、夏に流行する他の多くの感染症が大幅に減少している中、腸管出血性大腸菌感染症は、例年とあまり変わっていません。今後ピークに向けてさらに患者数が増加していくと予想されるため、警戒が必要です。
【感染症ニュース】風しん・先天性風しん症候群 国立感染症研究所「風疹に関する疫学情報:2020年6月17日現在」全文
2020年6月23日、国立感染症研究所 感染症疫学センターは「風疹に関する疫学情報:2020年6月17日現在」を公開し、風しん及び先天性風しん症候群に対する注意を呼びかけています。
【感染症ニュース】手足口病 例年と比べ患者数は大幅に少ないものの今後増加傾向が続いていくと予想される
手足口病の患者数は、学校の休校等の影響もあり非常に少ない状況が続いていますが、例年は7月が流行のピークです。ほとんどの学校が再開され患者数が増加しつつありますが、今後夏休みが短縮されれば、その状況は8月になっても続いていくと予想されます。
【感染症ニュース】風しん・先天性風しん症候群 国立感染症研究所「風疹に関する疫学情報:2020年6月10日現在」全文
2020年6月16日、国立感染症研究所 感染症疫学センターは「風疹に関する疫学情報:2020年6月10日現在」を公開し、風しん及び先天性風しん症候群に対する注意を呼びかけています。
【感染症経験談】カンピロバクター 特にこれからの季節は生肉あるいは加熱不十分な肉類を食べることは避けるように
カンピロバクターによる食中毒は、5~10月の間、患者数の増加が見られ、近年日本国内で発生している細菌性食中毒の中では最も発生件数が多い食中毒と言われています。特にこれからの季節、生肉あるいは加熱不十分な肉類を食べることは、できるだけ避けてください。
【感染症ニュース】A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症) 例年6月下旬が流行のピーク 今後の患者数の増加に注意
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症)は、例年だと6月下旬ごろを中心に流行のピークを迎えます。6月からほとんどの学校・幼稚園などが再開しています。これまで少なかった患者数は、ある程度増加してくるものと予想されますので、注意が必要です。
【感染症ニュース】風しん・先天性風しん症候群 国立感染症研究所「風疹に関する疫学情報:2020年6月3日現在」全文
2020年6月9日、国立感染症研究所 感染症疫学センターは「風疹に関する疫学情報:2020年6月3日現在」を公開し、風しん及び先天性風しん症候群に対する注意を呼びかけています。
【感染症ニュース】風しん・先天性風しん症候群 国立感染症研究所「風疹に関する疫学情報:2020年5月27日現在」全文
2020年6月2日、国立感染症研究所 感染症疫学センターは「風疹に関する疫学情報:2020年5月27日現在」を公開し、風しん及び先天性風しん症候群に対する注意を呼びかけています。
【感染症ニュース】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症患者の症状が川崎病の症状に似ている場合も 今後重要なポイントになる可能性 さらなる症例解析の積み重ねが重要
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について最近、全身の血管系の炎症等が重症化に大きくかかわっていると考えられてきており、小児における川崎病の症状とよく似ているとも言われています。ただ日本においては、国内の川崎病の報告数は今までのところ増加していません。