感染症・予防接種ナビは、平成27年度日本医療研究開発機構研究費(医薬品等規制調和・評価研究事業)「ワクチン接種と稀ながら発生する副反応に関する研究」(研究代表者・多屋馨子)の 「ホームページを活用した予防接種後副反応アンケート調査」(研究分担者・安井良則)の研究活動に協力しています。

感染症ニュース

マイコプラズマ肺炎 2012年以来の大きな流行へ

 マイコプラズマ肺炎は6月以降増加傾向が続いています。

 秋以降さらに患者数が増加し、2012年以来の本格的な流行となると予想されます。

 今後もマイコプラズマ肺炎の流行にご注意ください。

地域別情報

 2016年第32週(8/8〜8/14)の速報データによると、定点当たり報告数が最も多いのは福岡県、次いで岐阜県、香川県、大阪府、群馬県となっています。

感染経路

 飛沫感染による経気道感染や接触感染によって伝播すると言われています。感染には濃厚接触が必要と考えられており、保育施設、幼稚園、学校などの閉鎖施設内や家庭などでの感染伝播はみられますが、短時間の曝露による感染拡大の可能性はそれほど高くはありません。

症状

 発熱、全身倦怠、頭痛などです。特徴的な症状は咳。初発症状発現後3〜5日から始まることが多く、乾いた咳が経過に従って徐々に増強し、解熱後も長期にわたって(3〜4週間)持続します。

監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長・国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員・安井良則
更新:2016/08/26
感染症ニュース一覧
予防接種における間違いを防ぐために

注意してほしい感染症

2016年8月期

マイコプラズマ肺炎
ヘルパンギーナ
RSウイルス感染症
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)

監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏

過去5年間の同時期との比較

インフルエンザ
咽頭結膜熱
溶連菌感染症
感染性胃腸炎
水痘
手足口病
伝染性紅斑
突発性発しん
百日咳
ヘルパンギーナ
流行性耳下腺炎
急性出血性結膜炎
流行性角結膜炎
マイコプラズマ肺炎
情報元:IDWR2016年第32週(2016年8月8日〜2016年8月14日)

流行の様子

マイコプラズマ肺炎 ヘルパンギーナ RSウイルス感染症 流行性耳下腺炎
 

マイコプラズマ肺炎

マイコプラズマ肺炎の患者数は増加が続いています。
今年はオリンピックの年であり、2011年、2012年以来の流行の年となる可能性が高いです。
今後もマイコプラズマ肺炎の動向には注意してください。
情報元:IDWR2016年第32週(2016年8月8日〜2016年8月14日)
監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏

ヘルパンギーナ

7月末に流行のピークを迎え、8月は患者数は減少傾向をとると思われますが、まだ本格的な流行は継続しているのでご注意ください。
情報元:IDWR2016年第32週(2016年8月8日〜2016年8月14日)
監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏

RSウイルス感染症

報告数
北海道
99
青森
6
岩手
5
宮城
8
秋田
0
山形
14
福島
21
茨城
3
栃木
3
群馬
9
埼玉
32
千葉
22
東京
103
神奈川
50
新潟
29
富山
8
石川
6
福井
7
山梨
0
長野
5
岐阜
3
静岡
8
愛知
18
三重
13
滋賀
4
京都
2
大阪
71
兵庫
43
奈良
17
和歌山
10
鳥取
1
島根
0
岡山
0
広島
48
山口
34
徳島
5
香川
5
愛媛
7
高知
8
福岡
150
佐賀
14
長崎
20
熊本
24
大分
8
宮崎
40
鹿児島
40
沖縄
29
8月に入って、RSウイルス感染症の患者数は増加してくるものと思われます。
秋以降、流行は本格化してきますので特に1歳以下のお子様を育児中の保護者の方はご注意ください。
情報元:IDWR2016年第32週(2016年8月8日〜2016年8月14日)
監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏

流行性耳下腺炎

2016年は2011年以来の流行年となっています。
昨年、一昨年と比較して患者発生数は約3倍となっていますので、ご注意ください。
情報元:IDWR2016年第32週(2016年8月8日〜2016年8月14日)
監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏
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予防接種トピックス

感染症発生動向調査による小児科定点(約3,000か所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000か所)からの報告数に基づいたデータ解析によります。
感染症発生動向調査とは(厚生労働省ホームページより)
すこやか2016 知ってなっ得!感染症の予防
予防接種チェックリスト

予防接種スケジュール

※国立感染症研究所サイト

インフルエンザ情報

情報元:日本医師会、日本薬剤師会、日本大学薬学部、(株)EMシステムズ
更新:6/15◇流行のようす/薬局サーベイランスによ ると、6月14日のインフルエンザ推定患者数は285人 でした。 6月6日〜6月12日のインフルエンザ推定患者数は37 10人で、前週の4860人に比べ、減少しています。
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更新:6/15◇流行のようす/薬局サーベイランスによ ると、6月14日のインフルエンザ推定患者数は285人 でした。 6月6日〜6月12日のインフルエンザ推定患者数は37 10人で、前週の4860人に比べ、減少しています。
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