マイコプラズマ肺炎経験談
きんにくねこさん
発症前
子どもと関わる仕事をしている。9月の初めごろから、咳をしている子が何人かいてたが、マスクをきちんとしていたので、心配していなかった。
1日目
元気に1日過ごしていたが、夕方なんだか体がポカポカすると感じた。熱を測ったら、気が滅入ると思いそのまま早めに就寝。
2日目
朝起きた時からだるさを感じる。仕事が休みの日だったため、ゆっくりと過ごす。夕方、熱を測ると37.3。よく休みの日に熱を出すことはあるので、大したことないなと思って就寝。
3日目
変わらず倦怠感が続く。この日も仕事は休みだったためゆっくりと過ごす。夕方に熱を測ると38.2。明日の仕事までにさがればいいなと思いながら就寝するも、咳が出るようになり、眠れない。なんとか明け方近くに2時間ほど睡眠が取れた。
4日目
朝、熱を測ると36.7。下がってよかった、と安心して仕事場へ。昼間は咳もそこまで酷くなく、比較的元気に1日過ごす。夕方、少し頭痛を感じ、熱を測ると37.5。明日のためにもと早く布団に入るが、この日も咳のためほとんど眠れなかった。
5日目
朝の体温は36.5。この日は半日外での作業があったため、少し怠さを感じながらも、肉体労働。昼も咳が止まらなくなり始める。だるさと頭痛で昼食後熱を測るが、37.0。職場で関わりのある子どもがマイコプラズマ肺炎で入院していたため、もしかしたらと退勤後病院へ。病院の検温で、38.3。コロナとインフルの検査を受けたが陰性で、マイコプラズマの可能性が高いと、クラリスロマイシンを処方してもらう。家に帰って熱を測ると38.7。熱の割には全体的に元気で、カロナールさえあればいつも通り過ごせるほどだった。しかし咳が酷くて、晩ごはんは吐き、一睡もできなかった。
6日目
仕事を休む。昨日から薬はきちんと飲んでいるのに、朝39.0。昼39.4。夜39.6。カロナールが効く2時間くらいは熱が7℃台までさがるが、切れたらさらに高熱になる、を繰り返す。この日も咳はひどいが全体的には元気で、自力で買い物に行く。食欲もある。夜は咳がずっと出るため、座って眠ろうとするも眠れず、昼間の咳が少し落ち着いている時に眠る。
7日目
昨日と状況は変わらず、昼39.7。夜は39.8。熱は高いが、しんどい感じはあまりしない。ただ、夜の咳が酷くて、うとうとしていても咳のしすぎで息苦しくなり、起きることを繰り返していた。日中は特別息苦しさを感じることはなかった。
8日目
この日も朝測ると、39.8。さすがに熱が下がらなすぎると思い、同じ病院へ。病院では39.9。もう少し様子を見ましょうと言われたが、不安で別の病院を紹介してほしいと頼み込んだ。今思えば、情緒がかなり不安定で、興奮状態だったのかも。少し大きい病院を紹介してもらう。
大きい病院に着き、パルスオキシメーターを指先につけると91%。そこから血液検査でPO2が45.3、CRPが20.56と分かり、なぜか肝機能の数値もかなり悪いと分かり、あれよあれよと言う間に入院することになった。ただ、自覚症状として息苦しさは一切なく、数値だけが悪かったので、不思議な感覚だった。診断としては、マイコプラズマ肺炎と低酸素血症。CTで、右の肺が特に白くなっていた。大きい病院に行けてよかった。マクロライド系のクラリスロマイシンが、これまで効いていなかったので、ステロイドとニューキノロン系のレボフロキサシンを点滴してもらう。経鼻カニューレでの酸素吸入も。
9日目から18日目
入院治療。レボフロキサシンがよくきいたのか、入院の翌々日から熱も37℃台へと下がった。数値も、入院して5日目にはほとんど正常値になる。咳も眠れるレベルまで落ち着いた。10日間入院して退院。変に全体的に元気だったが、感染症のため個室の外にはほとんど出ることができなかったので、入院生活後半は本当に退屈だった。
今
退院から1週間経つ。仕事も退院の翌々日から復帰した(マスクは必須)。咳はまだ長引いており、メジコンを飲んでも時々咳き込むが、それ以外に特に異常なく過ごせている。マイコプラズマ肺炎は、自己免疫反応で重症化する?らしいので、普段元気な人ほど気をつける必要があると思った。
2024-10-20 20:46:44