当初は少し喉の痛みから風邪かな？と思い、内科を受診しました。確かに少し喉が赤いかな・・と言われ風邪薬を貰いましたが、すぐに耳がこもり出し次の日耳鼻科へ。
診断は扁桃炎と中耳炎・・点滴に通い薬も貰いましたが症状は悪化の一方・・。1週間がたつ頃には喉が痛くて物が食べられず、耳からは透明の液が！　そこで初めて鼻からのファイバーで診て貰い先生が『あっ・・』と。
即、大学病院へその足で。
結果、帯状疱疹でしかもかなり進行している急性期　だということがわかり、そのまま入院。
病状はそこからも進行が加速・・ステロイド等の点滴と、2日目には水さえ呑み込めなくなり、とうとう鼻からのチューブで栄養を入れるしかなくなりました。
声は　嗄声（させい）というほぼ聞き取れない状態で（普段は人より何倍も通る声です）もう体中がしんどくて車いすでの移動にまでなりました。
それからは毎日少しずつ、水分→ゼリー状→固形・・と3週間かけてやっと何とか退院できましたが、それから半年間　声は戻りませんでした。
結局、喉と声帯の麻痺で嚥下できない、声が出ない・・あの時もっと早くにファイバーで診てもらえていたら。。
帯状疱疹は1日違うだけでも状態が悪化するそうです。
私の様に喉と耳の奥にできるのは、ごくごく稀のようですが・・。
１年余りが経ち、声は自然に殆ど戻りましたが、右側の声帯は変わらず麻痺のままなので、毎日昼夜問わず咳き込みが何度もあります。
一生これなのか・・と思うと憂鬱でしかないですが・・
予防接種、受けておけば・・と今は後悔ですがまさか自分がそのような　と思ってたところが悔しいです。