肺炎球菌(13価結合型・23価多糖体)
2016年10月10日更新
各ワクチンの接種年齢・接種間隔・接種回数・接種量・接種方法

<小児における定期接種のワクチン>

定期接種の対象年齢

生後2か月以上5歳未満 ※標準的な接種年齢:初回接種の開始が生後2か月以上7か月未満

接種間隔・回数

(1)初回接種の開始が生後2か月以上7か月未満の場合(合計4回)
初回はそれぞれ27日以上あけて3回
※2回目および3回目は2歳未満(標準的には1歳未満)までに終了させる
※2回目および3回目が2歳を超えた場合は行わない(追加接種は可能)
※また、2回目が1歳を超えた場合、3回目は行わない(追加接種は可能)
追加は初回の3回目終了後60日以上あけて1歳以降に1回
※標準的には初回の3回目終了後60日以上あけて1歳以上1歳3か月未満に行う

(2)初回接種の開始が生後7か月以上1歳未満の場合(合計3回)
初回は27日以上あけて2回
※2回目は2歳未満(標準的には1歳未満)までに終了させる
※2回目が2歳を超えた場合は行わない(追加接種は可能)
追加は初回の2回目終了後60日以上あけて1歳以降に1回

(3)初回接種の開始が1歳以上2歳未満の場合(合計2回)
60日以上あけて2回

(4)初回接種の開始が2歳以上5歳未満の場合(合計1回)
1回

接種量・方法

いずれも1回に0.5mLを皮下接種


出典:厚生労働科学研究 新型インフルエンザ等新興・再興感染症研究事業「予防接種後副反応サーベイランスの効果的な運用とその行政的な活用のあり方に関する研究」予防接種における間違いを防ぐために

<成人における定期接種のワクチン>
※2014年10月以降、定期接種に導入されました

定期接種の対象年齢

65歳の者および60歳以上65歳未満で特定の疾患を有する者※
※心臓、腎臓もしくは呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害を有する者
※ 2014年度(10月以降)から2018年度までは、各年度内に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる者は定期接種(経過措置)として1回の接種が受けられます。

接種回数

1回

接種量・方法

1回に0.5mLを皮下または筋肉内接種


出典:厚生労働科学研究 新型インフルエンザ等新興・再興感染症研究事業「予防接種後副反応サーベイランスの効果的な運用とその行政的な活用のあり方に関する研究」予防接種における間違いを防ぐために(2016年改訂版)

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