各ワクチンの接種年齢・接種間隔・接種回数・接種量・接種方法
<小児における定期接種のワクチン>※2016年10月1日より実施
B型肝炎(水平感染予防―2016年4月1日以降に生まれたお子さん)
接種年齢
1歳未満 ※標準的な接種期間:生後2か月以上9か月未満
接種間隔・回数
27日以上あけて2回、1回目から139日以上あけて1回追加
接種量・方法
いずれも1回に0.25mLを皮下接種
(長期療養を必要とした特例対象者で、10歳以上に接種する場合は1回に0.5mLを皮下または筋肉内接種)
※ 定期の予防接種が導入される以前に、定期の予防接種の規定に相当する方法でB型肝炎ワクチンの接種を受けた対象者については、定期接種に規定された接種を受けた者とみなすこととする。
※ 必要な接種回数である3回の接種を受けていない場合においては、残りの回数の接種を受ける必要がある。
※ 極めてまれではあるが予防接種の副反応による健康被害が不可避的に発生するという特殊性に鑑み、必要回数以上の接種は避けることが望ましい。
※ HBs抗原陽性の母親から生まれた乳児の場合は健康保険適用となり、定期予防接種の対象外となる。
B型肝炎ワクチン(母子感染予防)はこちらから
参考資料:厚生労働省・第14回厚生科学審議会 (予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会) 「B型肝炎ワクチンの定期接種化について(資料1-1~1-6)」
厚生労働省「定期接種実施要領(平成28年6月22日)」
取材:国立感染症研究所感染症疫学センター第三室室長 多屋馨子氏
出典:厚生労働科学研究 新型インフルエンザ等新興・再興感染症研究事業「予防接種後副反応サーベイランスの効果的な運用とその行政的な活用のあり方に関する研究」予防接種における間違いを防ぐために(2016年改訂版)
更新2016/11