【動画】知ってアクション!感染症の予防
ワクチンで感染症から身を守ろう!
~#1 9月6日放送 「感染症はワクチンで予防!」~
2022年9月27日更新

#1 9月6日放送 「感染症はワクチンで予防!」



--知ってアクション!感染症の予防。感染症はワクチンで予防!

--インフルエンザ、麻しん、風しん、水ぼうそう、そして新型コロナウイルス感染症・・・



--これらはすべて感染症です。感染症とは、病原体であるウイルスや菌が、体の中に入ることによって起こる病気です。

--その発症や、感染・重症化の予防に、大きな役割を果たしているのが、ワクチンです。



安井先生「ワクチンくん、この表を見てください。」

ワクチンくん「わー、いっぱい線が引いてあるけど、これはなあに?」

安井先生「これは、日本で実施している定期接種のスケジュール表です。」



--定期接種とは、法律に基づき行う予防接種で、誰もが基本的には公費で受けられます。

--受けるべき「標準的な接種期間」が設けられていて、早いものでは、生後2か月から始まります。



ワクチンくん「DPT―IPV?わあ、むずかしい!!」

安井先生「これは、4種混合ワクチンとも呼ばれていて、ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオという、4つの感染症に対するワクチンです。」



ワクチンくん「4つも!!しかも、矢印がいっぱいついているよ!」

安井先生「それは、この年齢の時に、ワクチンを接種してくださいという意味です。4種混合の場合は、生後3か月から可能で、20日以上の間隔をおいて、3回。その3回目が終わってから6か月以上の間隔をおいてもう1回。また、11歳になったら、ジフテリア・破傷風の2種混合ワクチンを1回接種します。」

ワクチンくん「えー、覚えられない!!」

安井先生「ほかにも、特に0歳や1歳の時には、定期接種がたくさんあります。かかりつけのお医者さんと、接種スケジュールをよく相談してください。」



--ワクチンを接種すると、副反応が起こることがあり、次のような症状が見られることがあります。

--また、接種後はしばらくの間、接種した医療機関にとどまり、体調に変化がないことを確認してから帰宅しましょう。

ワクチンくん「ワクチンは、子どもだけじゃなくて、大人が受けるものもあるんだよ。みんな、ワクチンで、感染症を予防してね!」

出演:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則医師
更新:2022/9/6


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