#2 8月13日放送 「ワクチンで風しんを防ごう!」
<働き盛りの男性を中心に、風しんが流行>
--昨年から今年にかけて、およそ5000人の方が風しんに感染しています。
--感染者の中で大きな割合を占めているのが、30代から40代の男性。
この世代の男性は、風しんワクチンの定期接種を受けていないので、抗体を持っている人が少なく、感染する人が多いのです。
<妊娠中の女性はワクチン接種が出来ない>
--風しんは妊娠初期の女性がかかると、おなかの中の赤ちゃんも風しんに感染し、難聴や心疾患、発達の遅れなどの「先天性風しん症候群」になるおそれがあります。
--そうならないためには、妊娠を望む女性だけでなく、夫や家族など、周囲の人も、ワクチン接種などで、風しんを予防する必要があります。
--結婚して間もないこちらのご夫婦。
風しんの感染の記憶がないご主人は、風しんの抗体検査を受けに来ました。
先生「はい、今日は抗体検査ですね。今、体調の悪いところは無いですか?」
ご主人「無いです」
先生「パートナーを守るためであり、そして自分を守るためで・・・」
--採血をして、1週間後に結果がわかります。
抗体が少なければ、風しんワクチンの接種で、予防をします。
美穂さん「子供も欲しいなと思っているので、はい、やっぱり風しんにかかると怖いので、予防接種を受けていただけると、ありがたいと思います」
<働き盛り世代の男性は、風しんワクチンが無料に>
--ここで、働き盛りの男性のみなさんにお知らせ!
1962年4月2日から1979年4月1日までに生まれた男性は、今、「風しんの抗体検査」や「風しんワクチンの接種」を無料で受けられます。
--1972年4月2日から1979年4月1日までに生まれた男性には、お住まいの市区町村から、クーポン券が郵送されます。
この機会にぜひ、風しんの予防をお願いします!
協力:国立感染症研究所 感染症疫学センター第三室室長 多屋 馨子氏
協力:田辺三菱製薬、制作協力:日テレアックスオン、製作著作:広島テレビ
更新:2019/8/22