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他人事ではない?中高年の感染症
~帯状疱疹後神経痛~
2020年3月5日更新
帯状疱疹後神経痛

 帯状疱疹後神経痛はなぜ起こるのでしょう。奈良県立医科大学 浅田秀夫先生に聞きました。

浅田先生
「帯状疱疹が起こるときは水痘・帯状疱疹ウイルスが神経を傷めます。それが一つですね。それからもう一つは、ウイルスをやっつけようと思って免疫の細胞が集まってくるのですが、神経も同時に傷つけられてしまうということになります。ウイルスと免疫の両方で神経が傷められるという風に考えられています。


 神経が傷つけられた痛みというのは、もう夜も眠れないほど痛いとかですね、服を着たりとか、そういうこすれるような、そんな刺激でもズキンと痛むというようなことで、非常に困っていられる患者さんがいらっしゃいます。


 治療法はですね、普通の消炎鎮痛剤というのはあまり効かなくて、帯状疱疹後神経痛用のお薬…ちょっと普通の痛み止めとは違うということになります。あまり激烈なというか、強い疼痛には、神経ブロックをしたりとか、ペインクリニックに早めに紹介するようにいたします。」


医療監修:大阪府済生会中津病院 臨床教育部長 感染管理室長 安井良則氏
協力:国立感染症研究所 感染症疫学センター第三室長 多屋 馨子氏
協力:田辺三菱製薬、制作協力:日テレアックスオン、製作著作:広島テレビ
更新:2017/11/24

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