【動画】知ってなっ得!感染症の予防
夏休みに注意したい感染症
~破傷風~
2020年3月10日更新
破傷風

 破傷風は、破傷風菌を病原とする、感染症です。

 破傷風菌は、世界中の土壌に広く分布しており、誰にでも感染の可能性があります。


 深い傷から感染することが多い破傷風は、3日から21日の潜伏期間のあとに発症。

 口が開きにくくなるなどの特徴的な症状であるけいれんが起き、やがて全身に移行。

 呼吸困難などが起きることがあります。

 発症すると、およそ3割が死に至るとされています。


 破傷風にはワクチンがあります。

 基本的にジフテリア、百日咳、ポリオと一緒に4種混合として定期接種になっています。

 標準的な接種期間は第1期として生後3か月から、3から8週の間隔をあけて、3回打ちます。

 そして、その1年後に4回目を打ちます。

 さらに第2期として、11歳からジフテリアと破傷風の2種混合を1回接種することになっています。


医療監修:国立病院機構三重病院 臨床研究部長 谷口清州氏
協力:国立感染症研究所 感染症疫学センター第三室長 多屋 馨子氏
協力:田辺三菱製薬、制作協力:日テレアックスオン、製作著作:広島テレビ
更新:2017/7/16

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