突発性発疹
突発性発疹は、ヒトヘルペスウイルスを病原体とする感染症です。
患者のほとんどが、2歳までの子どもです。
感染してからおよそ10日後に発症。
38度以上の発熱が3日間ほど続いた後、熱が下がるとともに、おなかや背中を中心に、顔や手足などに赤い発疹が出ます。
感染経路は、まだ解明されていませんが、まわりの人の唾液から経口感染すると考えられています。
突発性発疹には流行のピークはなく、1年中感染の可能性があります。
突発性発疹は、有効な予防の手段はありません。治療は症状を和らげる対症療法になります。
医療監修:川崎医科大学 小児科学教授 中野貴司氏
協力:国立感染症研究所 感染症疫学センター第三室長 多屋 馨子氏
協力:田辺三菱製薬、制作協力:日テレアックスオン、製作著作:広島テレビ
更新:2016/11/20