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　今シーズンは、インフルエンザの発生動向調査が始まって以来、初めて「流行が認められなかったシーズン」になると予想されます。

今シーズンの推定患者数の推移について

　3/15～3/21(2021年第11週)のインフルエンザの1週間当たりの推定患者数は約230人と、2週連続で減少しました。

　多くの学校が春休みに入る直前ですが、例年の同時期と比較して患者数が極めて少ない状態が続いています。

今後の推移について

　今シーズンは、インフルエンザの発生動向調査が始まって以来、初めて「流行が認められなかったシーズン」になると予想されますが、3月いっぱいはインフルエンザの発生動向に注意しましょう。

インフルエンザ(季節性とは)

　インフルエンザは、インフルエンザウイルスを病原体とする急性の呼吸器感染症で、毎年世界中で流行が見られています。

　日本でのインフルエンザの流行は、例年11月下旬から12月上旬にかけて始まり、1月下旬から2月上旬にピークを迎え、3月頃まで続きます。