最新の感染症ニュースはこちらから
今シーズンは流行が開始しないまま推移していく可能性が高いです。
今シーズンの推定患者数の推移について
2/22~2/28(2021年第8週)のインフルエンザの推定患者数は約440人と、前週(約580人)より減少しました。
3月に入りましたが、例年の同時期の患者数よりも極めて少ない状態が続いています。
今後の推移について
今シーズンは、インフルエンザの流行が開始しないまま推移していく可能性が高いと思われますが、今しばらくはインフルエンザの発生動向について、注意が必要です。
インフルエンザ(季節性とは)
インフルエンザは、インフルエンザウイルスを病原体とする急性の呼吸器感染症で、毎年世界中で流行が見られています。
日本でのインフルエンザの流行は、例年11月下旬から12月上旬にかけて始まり、1月下旬から2月上旬にピークを迎え、3月頃まで続きます。
感染症・予防接種ナビでは、みなさまからのインフルエンザの経験談を募集しています。
監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏