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インフルエンザについて、今シーズンは流行の開始基準を大きく下回ったままで、患者数が推移していく可能性が高いです。
今シーズンの推定患者の推移について
2/15~2/21(2021年第7週)のインフルエンザの推定患者数は約580人と、前週(約490人)よりやや増加しました。
しかし、例年の同時期よりも1000分の1以下と極めて少ない状態が続いています。
今後の推移について
今シーズンは流行の開始基準を大きく下回ったままで、インフルエンザの患者数が推移していく可能性が高いです。
しかし、例年の流行期であることに変わりありません。
インフルエンザの発生動向について、まだしばらくは注意が必要です。
インフルエンザ(季節性とは)
インフルエンザは、インフルエンザウイルスを病原体とする急性の呼吸器感染症で、毎年世界中で流行が見られています。
インフルエンザの流行は、例年11月下旬から12月上旬にかけて始まり、1月下旬から2月上旬にピークを迎え、3月頃まで続きます。
感染症・予防接種ナビでは、みなさまからのインフルエンザの経験談を募集しています。
監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏