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2/1~2/7(2021年第5週)のインフルエンザの推定患者数は約710人と、前週(約700人)からほぼ横ばい状態となっています。
第5週は例年であれば、インフルエンザの流行のピークとなることが少なくありませんが、今シーズンはまだ流行開始の水準からも程遠い状態が続いています。
過去10年間の同時期と比較してインフルエンザの患者数は、約1,000分の1と非常に少ない状態ですが、患者発生動向については、しばらくは注意が必要です。
インフルエンザ(季節性とは)
インフルエンザは、インフルエンザウイルスを病原体とする急性の呼吸器感染症で、毎年世界中で流行がみられています。
インフルエンザの流行は、例年11月下旬から12月上旬にかけて始まり、1月下旬から2月上旬にピークを迎え、3月頃まで続きます。
感染症・予防接種ナビでは、みなさまからのインフルエンザの経験談を募集しています。
監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏