【感染症ニュース】中国国内での新型コロナウイルス感染症の流行拡大は継続 日本政府は指定感染症に 感染経路は飛沫感染・接触感染 咳エチケットや手洗いの徹底が重要
2020年1月29日更新
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国立感染症研究所で分離された <br />新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真 (提供元:国立感染症研究所)
国立感染症研究所で分離された
新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真 (提供元:国立感染症研究所)
 中国国内において新型コロナウイルス感染症の流行拡大が続いています。日本国内においても、主に武漢への滞在歴・渡航歴がある人を中心に、患者発生が見られています。1月28日、日本政府は新型コロナウイルス感染症を「指定感染症」と定めることに決定しました。現在、様々な情報発信・報道が行われていますが、新型コロナウイルス感染症の感染経路は、飛沫感染および接触感染です。その対策として最も重要なことは、咳エチケットと手洗いやアルコールなどによる手指衛生を徹底することです。過剰に心配することなく、これらの基本的な対策をしっかりと行うことが大切です。

参考リンク:厚生労働省新型コロナウイルスに関するQ&A

参考資料として
厚生労働省 中華人民共和国湖北省武漢市における新型コロナウイルス関連肺炎について(令和2年1月27日版):
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09120.html
監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏

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