インフルエンザ 累積の推定患者数は1000万人を上回ったものの、今週の患者数は約102万人と2週間連続して減少、今後さらに減少していくものと予想
2019年2月14日更新
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過去10シーズンと今シーズンの<br />2018年第36週〜2019年第6週までのインフルエンザ推定患者数の週別推移
過去10シーズンと今シーズンの
2018年第36週〜2019年第6週までのインフルエンザ推定患者数の週別推移
 薬局サーベイランスによると、2019/2/4〜2019/2/10(2019年第6週)のインフルエンザの推定患者数は、約102万人と前週の値(約168万人)よりも減少し、2週間連続しての減少となりました。今週は更に患者数の減少がみられるものと予想されます。

都道府県別情報

 各都道府県別の第6週の人口1万人当たりの1週間の推定受診者数をみると秋田県、福井県、北海道、栃木県、大分県、徳島県、奈良県、広島県の順となっており、47都道府県全てで前週よりも減少が見られました。

年齢群別情報

 2018/9/3〜9/9(2018年第36週)から2019/2/4〜2019/2/10(2019年第6週)までの累積の推定患者数は10,448,891と全シーズンと同様に第6週までで1000万人を上回り、2018年10月1日現在の人口統計を元にした累積罹患率は8.25%でした。年齢群別での累積罹患率は5〜9歳(27.56%)、10〜14歳(20.31%)、0〜4歳(19.28%)、15〜19歳(10.86%)、30〜39歳(8.65%)、20〜29歳(8.18%)、40〜49歳(7.66%)、50〜59歳(6.23%)の順となっていて、例年と比べると成人層の罹患率が高い状態が続いています。

ウイルスの型

 国立感染症研究所感染症疫学センターの病原微生物情報によると、今シーズンこれまでのインフルエンザ患者由来検体から検出されたインフルエンザウイルス(1,866検体解析)は、A/H1pdm が58.8%と多く、次いでA/H3(A香港)亜型39.7%、B型1.5%の順となっている一方、1月に入ってからはA/H3(A香港)亜型の検出数が半数以上を占めています。

 今シーズンのインフルエンザの累積の推定患者数は、2/4〜2/10(2019年第6週)までで約1,045万人と1,000万人を上回りましたが、第6週の推定患者数は約102万人と2週間連続して減少が見られており、インフルエンザの患者数は今後さらに減少していくものと予想されます。一方、インフルエンザの流行はまだ継続しており、今しばらくは注意が必要です。

監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏

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