7月に注意してほしい感染症は手足口病、腸管出血性大腸菌感染症、咽頭結膜熱、溶連菌感染症
2017年6月28日更新
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図.腸管出血性大腸菌感染症 流行の様子<br />情報元:IDWR2017年第24週(2017年6月12日~2017年6月18日)
図.腸管出血性大腸菌感染症 流行の様子
情報元:IDWR2017年第24週(2017年6月12日~2017年6月18日)
2018年の7月に注意してほしい感染症についてはこちらから
 7月に注意してほしい感染症は、

 No1・手足口病
 No2・腸管出血性大腸菌感染症
 No3・咽頭結膜熱
 No4・溶連菌感染症

 では、これらの感染症を詳しく見ていきましょう。

手足口病

 7月に流行のピークを迎えますが、2017年は2年ぶりの大きな流行となる可能性が高いです。

手足口病

腸管出血性大腸菌感染症

 最も発病数が多くなる8月に向けて、今後患者報告数の増加は続いていくものと予想されます。

 牛の生肉や生レバーを食べないことはもちろん、食事の際の衛生面にご注意ください。

腸管出血性大腸菌感染症

咽頭結膜熱

 2017年は過去10年間で最も大きな流行となっています。

 流行のピークは過ぎ去りつつありますが、まだ注意が必要です。

咽頭結膜熱

溶連菌感染症


 2017年の夏は過去10年間で2番目に大きな流行となっています。

 7月は流行のピークから離れていくと予想されますが、まだまだ注意が必要です。

溶連菌感染症

監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏

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