流行のようす
薬局サーベイランスによると2016年第7週(2/15~21)の推定患者数は1,248,152人となり、3週連続で100万人を上回りました。前週の値よりはやや減少しました。第8週も引き続き減少していくものと予想されます。ただし、現在のB型インフルエンザの流行状況をみると患者数の減少はゆるやかで、しばらくは本格的な流行が継続する可能性があると思われます。
都道府県別情報
人口1万人当たり1週間の推定受診者数※は、奈良県、富山県、広島県、岐阜県、北海道、兵庫県、大阪府、滋賀県、愛知県、大分県、岡山県、静岡県、長野県、鹿児島県の順となっています。近畿、中国、四国地方を中心に23府県ではまだ増加していますが、関東地方のすべての都県を含めた23都道県では減少がみられています。
※各都道府県別、人口1万人当たりの1週間の推定受診者数は、各都道府県のインフルエンザ流行指標です。
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監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏
更新:2016/2/24