インフルエンザの流行が本格化 さらに患者数の増加が予想されます。
図.インフルエンザ推定患者数 各シーズン別週別推移(各シーズン第36~第15週まで)<br>監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏
図.インフルエンザ推定患者数 各シーズン別週別推移(各シーズン第36~第15週まで)
監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏

流行のようす

 薬局サーベイランスによると2016年第3週(1月18日~24日)の推定患者数は351,423人で、3週連続で増加しました。また、この値は前週(第2週)の2倍以上となっています。さらに第4週の月曜日(1月25日)は127,275人と、今シーズンの最高値の2倍近くとなっており、流行は本格的なものとなっています。

都道府県別情報

 人口1万人当たり1週間の推定受診者数※は、新潟県、北海道、青森県、岐阜県、沖縄県、茨城県、長野県、広島県、栃木県、東京都、神奈川県、秋田県の順となっています。関東地方の大半で全国平均値を超えており、また、47都道府県すべてで前週より増加しました。

※各都道府県別、人口1万人当たりの1週間の推定受診者数は、各都道府県のインフルエンザ流行指標です。

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監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏
更新:2016/1/28

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