感染症・予防接種ナビで新型コロナウイルス予防啓発用の画像を作成
2020年5月11日更新
プレスリリース

広島テレビ放送株式会社
2020年5月11日


広島テレビが運営するWebサイト「感染症・予防接種ナビ」にて新型コロナウイルス感染症 予防啓発イラストを無償提供
見えない敵を可視化 わかりやすく予防法を伝えるための活用を推奨

広島テレビ放送株式会社(本社:広島市東区、代表取締役社長:佐野讓顯)がWeb展開している「感染症・予防接種ナビ」では、新型コロナウイルス感染症の予防啓発用のイラストを無償で提供開始しました。

感染症・予防接種ナビとは

Webサイト「感染症・予防接種ナビ」は、厚生労働科学研究「ワクチンで予防可能な疾病のサーベイランスとワクチン効果の評価に関する研究」(研究代表者・鈴木基)の 「ワクチンの有効性、安全性、啓発に関する研究」(研究分担者・岡部信彦)(以下、研究)の一環で、感染症の予防に関する情報発信や、予防接種の啓発を行っています。専門家への取材・監修により、正しい情報発信と、閲覧する人に「正しく知って、正しくアクション(予防行動)」を起こしてもらうことが目的です。中でも「感染症ニュース」の配信は、2008年からスタートし、大阪府済生会中津病院感染管理室室長・国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員の安井良則氏から長年にわたり取材協力を受けています。

見えない脅威 ウイルス・細菌を可視化

感染症・予防接種ナビでは、研究の一環で、川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長(元国立感染症研究所感染症情報センター長)、三﨑貴子氏の協力のもと、感染症やその予防法を子供から大人まで世代を超えてわかりやすく伝えるために、ウイルスや細菌のイラストを制作し、番組等で利用してきました。このたび追加イラストとして、新型コロナウイルスのイラストと、予防啓発素材(取材協力:安井良則氏)を制作し、感染症・予防接種ナビのWebサイトからダウンロードを可能にしました。予防啓発のための利用は無償で、自治体の啓発チラシや学校の保健だよりなどでご活用いただけます。その他のウイルス・細菌のイラストは、姉妹サイトの「びせいぶつ芸能社」にて配布中です。

人への誹謗中傷・差別をやめ「敵はウイルス」を認識してほしい

感染拡大が続く新型コロナウイルス感染症をめぐり、感染者や医療関係者、その家族などへの誹謗中傷・差別が横行しています。こうした行為は、誹謗中傷や差別を恐れた感染者が調査への協力を拒むようになるなど、感染状況の調査に悪影響を与えるだけでなく、社会的な息苦しさや不必要な不安を生み出すことになるため、やめるべきです。敵はウイルスであり、人ではありません。岡部信彦氏は、「ウイルスが嫌うのは“人のやさしさ”です。人への思いやりがウイルスをやっつけます。」とコメントを寄せています。この啓発素材の活用により、誹謗中傷や差別が少しでもなくなることを願っています。

■感染症・予防接種ナビWebサイトURL:https://kansensho.jp/
■びせいぶつ芸能社WebサイトURL:https://www.biseibutsu-geino.jp/



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