米国では予防接種諮問委員会より、小児を中心に積極的な接種を呼びかける勧告が出されており、平成18(2006)年には2回接種が勧奨されるようになりました。接種者数は年間約200万人以上といわれています。また、ドイツでは生後11~14か月児と15~23か月児への2回接種が導入されています。いずれの国でも麻疹・おたふくかぜ・風疹混合(MMR)ワクチンと同時期に接種するスケジュールとなっています。
出典:「予防接種に関するQ&A集 水痘」-一般社団法人日本ワクチン産業協会(岡部信彦 川崎市健康安全研究所所長、多屋馨子国立感染症研究所感染症疫学センター第三室(予防接種室)室長)