#4 10月26日放送 「帯状疱疹をワクチンで予防!」
ワクチンくん「みんな、帯状疱疹って知ってる?50歳を超えると増えてくる病気で、水疱ができて、すっごく痛いこともあるんだって!」
発しんや痛みが現れ、さらには神経痛などの後遺症を残すこともあります。
多屋先生「帯状疱疹はワクチンで予防できます。」
ですので接種費用は基本的には自費になります。
ただ自治体によっては一部助成しているところもありますので、お住まいの市区町村の方にお問い合わせされるとよろしいかと思います。」
ワクチンくん「子どもたちの水ぼうそうの予防も大事だよね。」
多屋先生「はい水ぼうそうにかかりますと体の中でたくさんの水痘帯状疱疹ウイルスが増えるんですね。
ウイルスがたくさん増えると潜伏するウイルス量も増えますよね。
水ぼうそうのワクチンも生ワクチンなので注射するといったん体の中では増えるんですけれども自然に感染した時よりはずっとウイルス量は少ないんですね。
水ぼうそうにかかってしまうと、熱が出たりあるいは全身に水ぶくれができてとてもかゆいですし、とてもつらい病気です。
子どもたちも水痘ワクチンを受けることで水ぼうそうにかかることも予防できるし将来帯状疱疹になるリスクも予防できるんじゃないかなと思います。」
ワクチンくん「大人も子どもも、ワクチンを接種して、帯状疱疹・水ぼうそうを予防しようね!」
出演:国立感染症研究所 感染症疫学センター予防接種総括研究官 多屋馨子医師
更新:2020/10/11
更新:2020/10/11