RSウイルス感染症
RSウイルス感染症は、RSウイルスを病原体とする感染症です。
感染してから2~8日後に発症。
発熱や鼻水などの症状が数日続きます。
多くの場合は軽い症状ですみますが、重い場合には咳がひどくなったり、呼吸が苦しくなるなどの症状が出ることがあります。
日本では毎年、秋から冬にかけて流行が見られます。
予防法としては、手洗い、うがい、咳エチケットなどが、有効です。
RSウイルス感染症には特効薬はありません。治療は症状を和らげる対症療法になります。
「生後6ヶ月未満のお子さんがかかりますと、下気道と言いまして、例えばゼイゼイヒューヒューなるような呼吸障害に進行することがあります。このRSウイルスに感染した場合に、年間30人ほどの死亡例があるという風に推定されてます」
萩原先生
「特に生後6ヶ月未満のお子さんがかかりますと、粘っこい鼻水による鼻づまりの症状が非常に強くなります。
3ヶ月未満のお子さんというのは、口呼吸ができておりません。鼻で呼吸をしているために、粘っこい鼻水が詰まっただけでも相当苦しくなります。そこで持って来て、お母さんのおっぱいを飲んだりしますので、口もふさがってしまえば呼吸ができませんから、鼻づまりだけでも、相当な呼吸困難が生じるだろうと。
お母様方に気をつけていただきたいのは、おっぱいの飲みが悪くなったというのは、どうしてかなという風に考えていただきたいと思います」
医療監修:川崎医科大学 小児科学教授 中野貴司氏
協力:国立感染症研究所 感染症疫学センター第三室長 多屋 馨子氏
協力:田辺三菱製薬、制作協力:日テレアックスオン、製作著作:広島テレビ
更新:2016/11/20
協力:国立感染症研究所 感染症疫学センター第三室長 多屋 馨子氏
協力:田辺三菱製薬、制作協力:日テレアックスオン、製作著作:広島テレビ
更新:2016/11/20