新型コロナウイルス感染症 感染経路別対策(びせいぶつ芸能社) 新型コロナウイルス感染症 感染経路別対策(びせいぶつ芸能社)
 3月15日に開催された新型コロナ対策の専門家会議によると、新規感染者数は全国的にみれば緩やかに減少傾向にあるものの、新規感染者における10代以下の割合は増加傾向が続いています。

 一方で、感染レベルが高かった多くの地域では減少傾向が続いていますが、比較的感染レベルが低かった地域では減少傾向が弱く、下げ止まりや増加が見られ、感染状況の推移に地域差があるとしています。

新規感染者数が再増加の可能性も

 大阪で新型コロナ患者の診察に当たる、大阪府済生会中津病院の安井良則医師に、現在の状況についてお話を伺いました。

 (安井医師)大阪ではクラスターが発生するなど、まだ油断のできない状況が続いています。

 新規感染者数が減少傾向にある都道府県が多い中、茨城県や香川県など、増加傾向にある都道府県もみられますので注意が必要です。一方で、沖縄県のデータでは、第6波で患者報告数が急増し、その後減少しましたが、再び増加するというケースもあります。

 オミクロン株のBA.2系統の患者報告数が増えていることから、全国的に再び増加に転じる可能性もあります。まん延防止対策が終わった地域では、人流の増加で患者報告数が増えることも考えられます。引き続き、基本的な感染対策をしていきましょう。

専門家会議では

 3月15日に開催された新型コロナの専門家会議では、これから年度末に向けて、3連休・卒業式・春休み・お花見等、人が多く集まる機会をきっかけに感染が拡大したことから、今後のリバウンドを防ぐためにも、感染防止策の徹底が必要として注意を呼びかけています。また、年度初めに関して、入社や入学の際に人の移動・研修を伴うことが多いため、特に注意が必要としています。

【基本的な感染対策】
・不織布マスクの正しい着用
・流水・石鹸を用いた手洗い、アルコール消毒による手指衛生
・密閉空間を避け、部屋の換気をこまめに行う
・重症化予防・発症予防のためのワクチン追加接種

引用:第76回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(令和4年3月15日)
取材:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏