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 2021年8月4日に開かれた厚生労働省のワクチン分科会副反応検討部会での発表によると、モデルナ社製ワクチン2回目の接種後に「発赤」があったと答えた人の割合は、25.2%でした。

 また、「疼痛」は88.2%、「かゆみ」は13.7%の人に現れ、このような接種部位の反応は、軽い副反応といわれています。しかし、こぶしほどの大きさの薄い腫れが出現することで、驚く方も多いようです。

 今回は、東海地方の企業に勤務する、47歳女性を取材しました。女性は、接種からおよそ8時間後に、接種部位を中心に「モデルナ・アーム」と見られる赤い腫れが出現。接種3日後も、症状が治まっていないとのことです。

接種の理由

 報道などで、家族内感染のニュースを目にすることも多くなり、ワクチン接種についての検討を、以前から家族で行っていました。私の居住する東海地方の都市でも、感染者数は増加傾向です。

 企業の健康・福祉についての支援の仕事をしているため、感染者が増えることは予測していましたが、今の状況は不安です。そんな折に、主人の職域接種が決まったので、そのタイミングに合わせて私も接種しようと思いました。本当は、居住区内の近場での接種を希望していましたが、予約が随分先になりそうだったので、早く打てそうな行政が実施する、大規模集団接種を受けることにしました。

初回接種

 7月17日に1度目の接種。注射針を刺すときに痛みは感じたものの、普通の注射と変わりない印象です。接種当日から、腕が上がらないなどあったものの、特に強い副反応は感じませんでした。

2度目の接種「モデルナ・アーム」出現

 お盆期間中の8月14日に2度目の接種。午前11時に接種しました。その後、しばらくは、倦怠感はあったものの発熱などはありませんでした。

 しかし、接種から、およそ8時間後の午後7時頃、シャワーを浴びているときに接種した側の腕を見ると、薄い腫れが出ており、これがうわさに聞く「モデルナ・アーム」なのだと思いました。その後、21時頃には就寝しました。

 しかし、夜12時過ぎ頃に、かなりひどい悪寒で目が覚め、慌ててエアコンを消し、長袖長ズボンを着用、それでも寒さが酷くて、毛布を2枚被って耐えました。悪寒は2時間ほどで収まり、熱を測ると37℃中盤。そこからは、熱が上がったり下がったりの繰り返しで、最高は38.5℃まで上がりました。夜中は、頭痛や倦怠感との戦いでした。

 接種から2日後に熱は下がりましたが、その後も倦怠感や頭痛は続いています。また、薄くはなってきましたが、「モデルナ・アーム」も残っており、いつ赤みが引くか不安です。「モデルナ・アーム」と見られる部位は、接種から3日後も、こぶし大に薄く腫れており、熱を持っている感じで、痛みとかゆみの両方あります。

接種について

 私の職場では、接種した人は半分。未接種の方は、「周りの反応を見てから判断したい」と言う方や「順番待ち」と言う2つの意見に分かれています。接種について、不安になる気持ちも分かりますが、後遺症や重症者のニュースなどに接すると、それでも接種した方がいいのかなと言う気持ちになります。もちろん、打つ打たないは、個人の判断ですが。

 2度目の接種の副反応は正直、辛かったです。現在、3回目接種の話も耳にします。より強い抗体を作るために仕方ないのかなと言う気持ちもありますが、強い副反応を経験した身として、本音では打ちたくない気持ちの間で、心が揺れています。

 私も接種について、不安がなかった訳ではありません。副反応についての心配は、もちろんありましたが、完全ではないにせよ、少しの安心感を持って生活したいと思って接種しました。

 接種の判断は、最終的には自身で判断するしかないと思っています。

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感染症ニュース取材班