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モデルナ社のワクチンを2度接種した 関東在住の33歳・政界関係者の女性を取材しました。
職業柄、複数人で部屋に入って話すことも多いため、ワクチン接種の必要性は、前々から感じていました。特に、6月の下旬には、お話しを伺う方から、「ワクチン打った?」との話題が出ることも増えました。
機会があれば受けようと思っていた矢先、職域接種の委託を受けたかかりつけ医から「当日、急遽キャンセルで空きが出た」との連絡があり、運よく接種できました。空きが出た時に接種したい旨を医師に伝えていたのもよかったと思います。
「コネ?全くありません。全て自力です。今のご時世、そんな事をすれば大問題になりかねませんので。むしろ、自分で接種してくれるお医者さんを探した方が早いと思います。」
テレビ・新聞報道などで、副反応のニュースも目にしましたが、全く気になりませんでした。私は、以前、副反応だと大きく報道のあった「子宮頸がんワクチン」も打ちましたし、ワクチンに対する精神的な抵抗は無いです。実際に、「子宮頸がんワクチン」を接種しても、私自身は何の副反応も無かったですよ。
1度目の接種
7月1日に、1度目のワクチンを接種。モデルナ社製でした。接種時も痛みはなく、「筋肉痛」「発熱」「倦怠感」「頭痛」など何もありませんでした。インフルエンザのワクチンと大差ない感じです。副反応は全くなかったので、拍子抜けしました。個人差があるんだなくらいにしか思いませんでしたね。
2度目の接種
7月29日に、2度目のワクチンを接種しました。1度目と違い、接種当日から、接種した側の肩に軽い筋肉痛を感じ、微熱もありました。翌朝の明け方に、寒気を感じて目が覚めましたが、そのまま二度寝しました。8時前に目が覚めたので、体温を計測したら37.5℃でした。午後になり、体調も悪くないので、ジムでトレーニング。その後、家に戻り家事をしていたら、熱っぽく感じ、再度、体温を計測したら、38.6℃まで上がっていました。ワクチンを打った後は、安静にした方がいいかも知れませんね。
接種から2日後の夜も37℃台の微熱が続き、3日目は朝からお昼くらいまで頭痛が続いたので、非ステロイド性抗炎症薬を服用。間もなく、体は楽になりました。
4日目の朝に、接種部位を確認すると、うっすらと赤みが広がり、熱を持っていました。「モデルナ・アーム」かもしれません。
接種について
副反応が気になる方もいらっしゃると思いますが、大切なのはワクチン接種の効果だと思います。ワクチン不足もあり、行政での予約が難しいとのことですが、ワクチンを確保されている医療機関もあります。本当に接種したい方は、かかりつけ医に問い合わせてみてはいかがでしょうか。医療機関も、当日キャンセルの連絡が入ることは、珍しくないそうで、「廃棄は、絶対に避けたい」と医師も言っていました。
私は、お酒が大好きなので、みんなが安心して飲みに行るようになればと思います。家で飲むことが増えましたが、そろそろ自粛も限界です。ワクチンで集団免疫ができて、元の日常が戻ってくればいいですね。
※厚生労働省に問い合わせたところ、職域接種のキャンセル分について、一般の方が接種しても問題ないとのことです。
文:感染症ニュース取材班