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 モデルナ製ワクチンを接種した関東在住の44歳・女性に取材しました。女性は、会社で職域接種を受けたとのことです。

職域接種

 7月上旬に職域接種を受けました。職場での接種ということもあり、周りは「当然、打つよね?」と言った反応で、ほぼ強制。同調圧力もなんとなく感じました。副反応の報道を目にすることもあり、ワクチン接種にはためらいがあったのも事実です。

 しかし、息子が受験を控えていることや人流の多い都内のターミナル駅近辺が勤務先であることから、打つのも打たないのもリスクと覚悟してワクチンを接種することを決めました。

接種と経過

 1度目の接種は、7月2日の金曜日でした。昼前に接種を終えましたが、接種自体は、「普通の注射より少し痛い」程度です。しかし、接種を終えて3時間ほど経過した時に、接種した側の腕から指先にかけて10秒ほどの痺れが出ました。血流が悪くなった時にジーンと来るような、物を持つ事が出来ないような感覚で少し怖かったです。その後も痺れは、1日に1度あるかないかでしたが、1週間ほど続きました。

 翌日からは、接種した側の腕の痛みが出始め、寝返りを打てないほどでした。また、因果関係は不明ですが、接種から2日後に気温は高くて暑いのに、体の内部だけが冷え切っているような感覚がありました。そのほか、発熱は無いものの、体を動かすと倦怠感が出ることが続き、土日は横になる時間が多かったです。

 しかし週明けの月曜日には、ほぼ回復したので出社しました。接種から1週間ほどが経過しますが、痛みは引いたものの接種部位が少し硬い状態が続いています。

同僚に「モデルナアーム」

 勤務する会社ではワクチンで副反応が出た人のために休暇を設けています。実際、同僚の何人かは1~2日の休暇を取った人もいました。

 また、同僚の一人は、接種からちょうど10日経った日に接種部位の周りにこぶし大に拡がりをみせた紅斑が現れました。かゆい、痛いなどの症状はなかったようですが、とても驚いていました。正しい処置かは不明ですが、紅斑部分を冷やして一夜明けるとほとんど分からないくらいに色が薄くなったようです。

2度目の接種が気がかり

 1度目の接種で副反応が出たので、2度目の接種はどんな反応が出るか気がかりです。会社でも「若ければ若いほど副反応が出る」「2回目が怖い」と周囲からも不安の声が上がっています。2度目の接種は8月上旬の予定です。私も不安がない訳ではありません。

 でも、今のところ、接種以外の選択肢も少ないですし、東京都では4度目の緊急事態宣言も出てしまいました。受験を控えた息子のためにも、私が倒れるわけにはいきません。事態がここまで来たら、もう開き直って打つしかないと思っています。

 ワクチンを打っても、感染しなくなる訳ではないこともわかっています。マスク生活にはもう慣れました。2度目の接種を終えても、家族や周囲に迷惑をかけないよう感染対策は継続して事態がおさまるのを待ちたいと思います。

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文:感染症ニュース取材班