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 2回のファイザー社製ワクチンの接種を終えた、山口県に住む68歳男性に話を聞きました。

接種当日の様子について

 1回目を5月24日、2回目を6月14日に、かかりつけの病院でファイザー社製のワクチンを接種しました。当日は先生から、副反応(症状や数時間〜数日後に出やすいこと等)について丁寧に説明していただいたことで、安心して接種を受けることができました。私の場合、かかりつけの病院で顔馴染みの先生や看護師さんだということも、不安なく接種を受けられた理由の一つだと思います。

 1回目も2回目も、接種時に「チクッ」とする軽い痛みは感じましたが、インフルエンザの予防接種の時と何ら変わらない印象でした。

 私は狭心症の持病を持っており、血液をサラサラにする薬を飲んでいるため、接種後は30分程、病院の椅子で待機しましたが、体調の異変は一切ありませんでした。

接種後の様子について

 1回目は接種した後も接種部位の痛みや腫れ等は一切なく、頭痛や倦怠感など体調の異変もありませんでした。接種した箇所が少し固くなっているような感じはしましたが、腕は普段通り動かすことができました。

 2回目も1回目と同様に接種部位の痛みや腫れ、頭痛等はありませんでした。一方で、接種の翌日に、若干ではあるものの、普段より身体が重たいような感じがして、「これが、いわゆる倦怠感なのかなぁ」と思いました。しかし、横にならなければいけない程ではなく、普段通り動けました。副反応が心配だったため、念のため仕事は休みましたが、心配していた症状はありませんでした。

接種を受けようと思った理由

 私は昨年の12月に狭心症の治療(手術)を受けており、現在も定期的にかかりつけの病院に通っています。私がワクチンを接種したいと思った一番の理由は、感染することで重症化したり死亡するかもしれないと想像したからで、接種することで少しでもそのリスクを減らせるのなら、迷わず接種しようと思っていました。もう一つの理由としては、自分が感染することで、周りの家族や職場への影響を考えると、接種しないという選択肢はありませんでした。現在の日本や世界の状況を見れば、私と同年代や若い年代の人も沢山亡くなっているし、インフルエンザなどとは比べものにならないくらい、恐ろしい病気であると思っています。

 私が住む山口県では、全国の中でも接種率が高く、私自身こんなに早く接種できるとは思いませんでした。2度の接種を終えて、今は安心しています。もちろんワクチンを接種したからといって感染しなくなる訳ではないでしょうが、ワクチンを接種したことで、コロナへの恐怖や不安な気持ちは、以前に比べ軽くなっています。

 副反応のことは、テレビや新聞等で見聞きして知っていましたが、今の世の中の状況を考えた時に、自分事として捉え接種することにしました。

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文:感染症ニュース取材班