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過去12シーズンと今シーズン(2020年第36週~2021年第3週)の<br />インフルエンザ推定患者数の推移 過去12シーズンと今シーズン(2020年第36週~2021年第3週)の
インフルエンザ推定患者数の推移
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 1/18~1/24(2021年第3週)のインフルエンザの推定患者数は、約1,020人と前週(第2週)の値(約1,420人)より減少がみられています。例年1月はインフルエンザの患者数が急増する時期ですが、今シーズンはそのようなことはなく、依然としてインフルエンザの流行開始の兆候は認められていません。

 過去10年間の同時期と比較してインフルエンザの患者数は、約1,000分の1と非常に少ない状態が続いていますが、インフルエンザの患者発生動向については、まだしばらくは注意が必要です。

■インフルエンザ(季節性とは)
 インフルエンザは、インフルエンザウイルスを病原体とする急性の呼吸器感染症で、毎年世界中で流行がみられています。

 インフルエンザの流行は、例年11月下旬から12月上旬にかけて始まり、1月下旬から2月上旬にピークを迎え、3月頃まで続きます。

感染症・予防接種ナビでは、みなさまからのインフルエンザの経験談を募集しています。

監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏