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2020/2/17~2/23(2020年第8週)のインフルエンザの1週間当たりの推定患者数は約188,000人となり、4週間連続して減少しました。現状のままでは、今後も更に減少が続くものと予想されます。
年齢群別情報
2019/9/2~9/8(2019年第36週)から2020/2/17~2/23(2020年第8週)までの累積の推定患者数は約6,683,000人であり、2019年10月1日現在の人口統計を元にした累積り患率は5.30%でした。年齢群別での累積り患率は5~9歳(24.86%)、10~14歳(17.34%)、0~4歳(13.12%)、15~19歳(5.93%)、30~39歳(5.57%)、40~49歳(5.50%)、20~29歳(3.77%)、50~59歳(3.48%)の順となっています。ウイルスの型
国立感染症研究所感染症疫学センターの病原微生物情報によると、今シーズンこれまでのインフルエンザ患者由来検体から検出されたインフルエンザウイルス3,540検体解析)は、A/H1pdm が92.5%と最多であり、次いでB型4.9%、A/H3(A香港)亜型2.6%となっています。2/17~2/23(2020年第8週)のインフルエンザの推定患者数は4週間連続して減少しました。2/24~3/1(第9週)以降も減少傾向が続いていく可能性が高いと予想されますが、まだインフルエンザの流行は継続しています。今しばらくはインフルエンザの患者発生状況には注意が必要です。
監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏