3月中旬以降も減少傾向は継続していきますが、その速度は緩やかなものとなると予想されます。今しばらくはインフルエンザの患者発生の推移に注意が必要です。
インフルエンザにかかったときは?
もしインフルエンザを発症してしまった場合は、自宅で可能な限り安静にし、十分に睡眠をとります。お子さんであれば、本人が好むもので水分を補給します。水分を摂ることは熱を下げることにもかかわってきます。おしっこの量をチェックし、少なくなっていないか注意しながら水分はこまめに摂らせてあげましょう。インフルエンザは、子どもやお年寄り、持病がある方は重症化しやすい傾向があります。「熱に加えて顔色が悪い」「嘔吐下痢がある」「症状が長引いていてなかなか改善しない」「けいれんを起こしてしまった、もしくは呼びかけに反応しなくなった(いわゆる意識障害が疑われる場合)」といった症状があるときは、すぐに医療機関を受診してください。
監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏
参考資料:特別番組「知ってなっ得!感染症の予防 Vol.6 『発熱をともなう感染症』」
(医事監修:川崎医科大学 小児科学教授 中野貴司氏 協力:国立感染症研究所 感染症疫学センター第三室室長 多屋馨子氏)
更新:2017/3/9
参考資料:特別番組「知ってなっ得!感染症の予防 Vol.6 『発熱をともなう感染症』」
(医事監修:川崎医科大学 小児科学教授 中野貴司氏 協力:国立感染症研究所 感染症疫学センター第三室室長 多屋馨子氏)
更新:2017/3/9