地域別情報
2016年第48週(11/28~12/4)の速報データによると、定点当たり報告数が最も多いのは宮城県、次いで山形県、三重県、埼玉県、東京都となっています。治療法
特効薬はありません。症状の持続する期間は短いですから、その間に脱水にならないように、できる限り水分の補給をすること(場合によっては病院で点滴をしてもらって)が一番大切です。抗菌薬は効果がありません。下痢の期間を遷延させることがあるので、ノロウイルス感染症に対しては通常は使用しません。
その他は吐き気止めや整腸剤などの薬を使用する対症療法が一般的です。下痢が長びく場合には下痢止めの薬を投与することもありますが、最初から用いるべきではありません。
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監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏
更新:2016/12/16
更新:2016/12/16