図.薬局サーベイランスによるインフルエンザ全国の推定患者数(感染症・予防接種ナビ) 図.薬局サーベイランスによるインフルエンザ全国の推定患者数(感染症・予防接種ナビ)
 例年のインフルエンザ流行のピーク時に比べると、1週間の推定患者数は100分の1を下回っていますが、患者数の増加傾向は9月下旬より継続しています。流行を間近に控えて、インフルエンザの推移には今後も注意が必要です。

流行のようす

 薬局サーベイランスによると、2015年第46週(11月9日〜15日)の推定患者数は、6,635人となり、第40週(9月28日〜10月4日)以降7週連続して増加が続いています。

 前シーズンは流行の開始時期が第48週(11月下旬)と早かったですが、今シーズンは流行の開始時期は12月中となる可能性が高いと考えられます。

都道府県別情報

 各都道府県のインフルエンザの流行の指標である、第46週の人口1万人当たりの1週間の推定受診者数は、山形県、北海道、三重県、静岡県、岡山県の順となっています。

年齢別情報

 推定患者数の年齢群割合を見ると、まだ学校、幼稚園、保育園に通う年齢層でのインフルエンザの流行は、それほど大きくなっていません。

監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏
更新:2015/11/20