図.感染性胃腸炎の流行曲線 2004〜2015年第39週(9月21日〜9月27日)現在まで<br>監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏 図.感染性胃腸炎の流行曲線 2004〜2015年第39週(9月21日〜9月27日)現在まで
監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏

RSウイルス感染症

 乳幼児にとってはインパクトの大きなRSウイルス感染症が、いよいよ本格的な流行となってきました。今年は過去3年(2011年以降)と同様、8月末頃より患者数が急増し、9月中旬からは流行が本格化してきています。

 RSウイルス感染症は非常に感染力が強い感染症です。既に8月より小児科病棟への入院例が認められていますが、今後12月いっぱいまでは要注意の状態が長く続いていくと思われますので、乳幼児の育児に関わっている方々は十分にご注意下さい。

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ノロウイルス感染症

 日本ではこれまでノロウイルスの主要な流行株であった遺伝子型GII4のノロウイルスが、2015年に入って減少しました。替わりにGII17が主流となりつつあります。

 これは2006年以来9年ぶりの大きな変化であり、2015年のノロウイルス感染症の流行は2006年の大流行に匹敵する程大きなものとなる可能性が高いです。

 10月下旬以降、ノロウイルス感染症の流行情報には注意して下さい。

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監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏
更新:2015/10/14