薬局サーベイランスによるインフルエンザ全国の推定患者数 薬局サーベイランスによるインフルエンザ全国の推定患者数

流行のようす

 薬局サーベイランスによると、2015年第6週(2/2〜2/8)の推定患者数は、625,507(約63万人)となり、2週連続して大きく減少しました。

都道府県別情報

 各都道府県のインフルエンザの流行の指標である第6週の人口1万人当たりの1週間の推定受診者数は、富山県、福井県、大分県、新潟県、鹿児島県、岡山県、広島県の順となっており、2週連続して全ての都道府県で前週よりも減少がみられています。

年齢別情報

 第6週の推定患者数は5〜9歳、10〜14歳、30歳代の順となっており、また全ての年齢群で減少が認められているのは第5週と同様です。

 一方、第7週に入った休日明けの2月9日(月)の推定患者数は、104,601(約10万人)と第6週の月曜日(約16万人)よりも大きく減少しており、3週連続して第7週もインフルエンザの推定患者数は大きく減少していくものと推察されます。

ウイルスの型

 国立感染症研究所によると、これまでのインフルエンザ患者由来検体から検出されたインフルエンザウイルスは大半がA/H3(A香港)亜型である状態が続いています。

今シーズンインフルエンザの流行

 2015年の第2〜4週と大きな流行状態が続いた後、第5〜6週の推定患者数は速やかに減少し、第7週も同様の傾向が続くものと予想されます。しかし、今後はB型インフルエンザの患者発生数が増加してくることが考えられますので、まだしばらくはインフルエンザの流行に注意する必要があります。

 なお、2014年9月1日以降の今シーズンのインフルエンザの累積の推定患者数は2015年2月9日までで約794万人となっています。

監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏
更新:2015/2/16