半年以上前に更新された記事です。

2016年の1月に注意してほしい感染症についてはこちらから

 1月に注意してほしい感染症は、NO1・インフルエンザ、NO2・RSウイルス感染症、NO3・ノロウイルス感染症、NO4・A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症)です。

 では、4つの感染症を詳しく見ていきましょう。

インフルエンザ

 例年12月頃から流行開始となります。1月〜2月に流行が本格化します。
 インフルエンザの主な感染経路は飛沫感染です。他に接触感染もあるといわれています。感染対策としては、飛沫感染対策としての咳エチケット、接触感染対策としての手洗い等の手指衛生が非常に重要です。特にたくさんのインフルエンザの発症者が集まる病院や、乳幼児・高齢者が集団生活を送っている施設では咳エチケットが重要です。マスクは鼻を出さずにあごまでしっかりと覆って正しく装着しましょう。
インフルエンザとは
インフルエンザQ&A

RSウイルス感染症

 近年は10〜12月が本格的な流行の期間となっています。1月も継続して注意が必要です。
 特に乳幼児は、最も注意してほしい感染症です。生後1か月未満でも感染する可能性があり、無呼吸の原因になることがあります。

【かかりつけ医に相談したほうが良い症状】
・息がゼイゼイと呼吸が苦しそうになる。
・咳で何回も夜中に起きる。
・熱が下がっても症状が改善されない。
・咳込んで嘔吐してしまう
※悪化するときには、発熱はあまり関係がありません。
RSウイルス感染症とは

ノロウイルス感染症

 例年11月から本格的な流行となり、12月はピークとなります。1月〜2月は継続して注意が必要です。主な症状は、嘔気・下痢で、嘔吐・下痢は、1日数回から多いときには10回以上のこともあります。発症しているときの家庭での対応としては、水分補給、横向きに寝かせる、目を離さない等を心がけてください。
ノロウイルス感染症とは

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症)

 例年、10月11月、12月と右肩上がりに患者数が増加しています。集団生活開始の冬休み明けは、注意をしましょう。 予防法は、患者との濃厚接触を避けることが大切です。咳エチケットや手洗いなどの一般的な予防法も効果が期待できます。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症)とは

監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏
更新:2014/1/4