だっこしていたら突如嘔吐。お腹をこわしでもしたのかと軽く思っていたが、その後米のとぎ汁のような白い水状の下痢。水分を欲しがるけど、飲んでも飲んでもどんどん吐くし下痢も止まらず。病院で点滴をしてもらうと元気になるがそれも一時的な事。またすぐぐったりしてしまう。目もうつろに視線が合わなくなり、キューピーさんみたいだったお腹もしわしわにしぼみ「もうこの子死ぬんだ」と思えるほど一気に衰弱。通院していた小児科から大きな病院に紹介状を書いてもらい即入院。点滴と適切な治療のおかげで数日で退院できた。今は健康にくらし立派に成人したが、あの病気の怖さは一生涯忘れられない。ちょっとした病気ですぐなおるだろうと思っていたが、そのちょっとした病気でも幼い子供は命を失うこともあるのだと知った。