ロタウイルスワクチンに関するQ&A
~接種に注意が必要な場合~
2020年10月12日更新
※このページは、厚生労働省ウェブサイト「ロタウイルスワクチンに関するQ&A」を転載しているものです。

Q.19: 接種を受けることができないのはどのような場合ですか?

 以下の方は、接種を受けることができません。
 ・過去にロタウイルスワクチンを接種した際に過敏症やそれを疑う症状のあった方。
 ・先天性消化管障害を有する方(腸重積症の発症を高める可能性があるため。)。なお、手術等により治療が完了した場合は、接種を受けることができる可能性があるため、医師に御相談ください。
 ・腸重積症にかかったことのある方(腸重積症の再発の恐れがあるため。)。
 ・重症複合型免疫不全を有する方。(免疫不全のため、生ワクチンに含まれるウイルスにより重い感染症になるおそれがあるため。)。

 また、以下のような場合は接種を受けることができませんので、治ってから受けるようにしてください。
 ・発熱している。
 ・重篤な急性疾患にかかっている。

Q.20: 接種を受けることができるか、控えたほうがよいかどうかを医師に相談した方がよいのはどのような場合ですか?

 心臓、肝臓、血液疾患などを有する、免疫機能に異常がある場合は接種を受けることによる副反応のリスクが高まることから、接種を控えた方がよい場合があります。
 まだ診断されていなくても、感染症を繰り返しているなど免疫不全の可能性がある場合や、免疫抑制剤やステロイドを来す治療を受けている場合、近親者に先天性免疫不全症の方がいる場合は、接種を控えた方が良い場合がありますので、医師に相談してください。
 出生してから現在までに医療機関の受診や入院を必要とした場合は必ず医師に相談してから接種を受けてください。
 また、母親が妊娠中や授乳中に免疫機能を抑制する薬(免疫抑制薬、膠原病・リウマチの治療薬など)の投与を受けた場合には、必ず医師に伝えた上で、接種について相談してください。

出典:厚生労働省 ロタウイルスワクチンに関するQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/index_00001.html

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