【動画】知ってアクション!感染症の予防
風しんをゼロに!~働き盛りの男性の皆さんにお願い!~
~#3 8月20日放送 「先天性風しん症候群」~
2019年8月28日更新

#3 8月20日放送 「先天性風しん症候群」



<今、風しんが流行っている>

--昨年から今年にかけて、およそ5000人の方が風しんに感染しています。

--風しんは妊娠初期の女性がかかると、おなかの中の赤ちゃんも風しんに感染し、難聴や心疾患、発達の遅れなど、「先天性風しん症候群」になるおそれがあります。 

--今年に入り、3人の赤ちゃんが「先天性風しん症候群」と診断されました。 





<先天性風しん症候群の子どもを持つご家庭>

--今も昔も、風しんの怖さは変わりません。
可児さんの娘・妙子さんは、先天性風しん症候群でした。

--可児さんインタビュー

可児さん「不妊治療中に風しんにかかって、その後妊娠が判明したんです。産んで、2050グラムで小さくて、目も耳も心臓も全部障害があります っていうふうに言われました」

--妙子さんは18歳で亡くなりました。
可児さんは今、風しんをなくす運動をしています。

可児さん「妊娠中に風疹にかかったお母さんには、どんな思いでそのお母さんたちが時を過ごさなければいけないのかって、辛さがわかるだけに、本当に流行を止めてあげたいし、止まってほしいと思います」 



<風しんの予防にはワクチン接種が有効>

--風しんのワクチンを接種すると、1回の接種でおよそ95%、2回の接種でおよそ99%の人が免疫を獲得することができます。

--「先天性風しん症候群」の子どもを、これ以上増やさないためには、社会全体で風しんを予防する必要があります。



<働き盛り世代の男性は、風しんワクチンが無料に>

--ここで、働き盛りの男性のみなさんにお知らせ!
1962年4月2日から1979年4月1日までに生まれた男性は、今、「風しんの抗体検査」や「風しんワクチンの接種」を無料で受けられます。



--1972年4月2日から1979年4月1日までに生まれた男性には、お住まいの市区町村から、クーポン券が郵送されます。
この機会にぜひ、風しんの予防をお願いします!

出演:風疹をなくそうの会「hand in hand」共同代表:可児 佳代氏
協力:国立感染症研究所 感染症疫学センター第三室室長 多屋 馨子氏
協力:田辺三菱製薬、制作協力:日テレアックスオン、製作著作:広島テレビ
更新:2019/8/22


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