【動画】知ってなっ得!感染症の予防
発熱をともなう感染症
~もしインフルエンザにかかったら?~
2020年3月24日更新
もしインフルエンザにかかったら?

 東京・板橋区で二代に渡り小児科を開業している萩原先生に聞きました。

萩原先生
 「自宅で可能な限り安静にしていただいて、十分に睡眠をとる、これは睡眠をとるというのは、かからない予防にもなるんですね。普段の生活が感染のもとになりますので、そういうことは守っていただきたいと思います。あとは本人、お子さん達だったら、とにかく本人が好むもので水分を補給してあげる。水分を摂りませんと、汗をかきませんので、熱の下りも悪いです。おしっこの量が少ないだろうとか、いろいろ見ていただいて水分はこまめに摂らしてあげということですね」

 インフルエンザは、子どもやお年寄り、持病がある方は重症化しやすい傾向があります。次のような症状があるときは、すぐに医療機関を受診してください。


萩原先生
 「健康なお子さん、基礎疾患のない方でも、例えばですね、熱に加えて顔色が悪かったり、嘔吐下痢がある、症状が長引いていてなかなか改善しない、そしてけいれんを起こしてしまった、呼びかけに反応しなくなった、いわゆる意識障害が疑われる場合ですね、そういう場合には必ず受診していただきたいと思います。

 それから呼吸器障害の方、心臓の病気の方、それから腎機能障害、特に腎不全のある方、糖尿病がある…そういう基礎疾患のある方は早めに受診された方がいいと思います」


医療監修:川崎医科大学 小児科学教授 中野貴司氏
協力:国立感染症研究所 感染症疫学センター第三室長 多屋 馨子氏
協力:田辺三菱製薬、制作協力:日テレアックスオン、製作著作:広島テレビ
更新:2016/11/20

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