溶連菌感染症 症状は発熱やのどの痛み 春から初夏の流行に注意
2018年3月28日更新
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「知ってなっ得!感染症の予防」より
「知ってなっ得!感染症の予防」より
 溶連菌感染症は、38度以上の発熱と全身倦怠感、のどの痛みによって発症します。感染症発生動向調査によると、春から初夏、冬季の2つの報告数のピークが認められています。これからの時期は、流行に注意が必要です。

地域別情報

 2018/3/12~3/18(第11週)の速報データ・定点当たり報告数、多い順
 ・石川県
 ・鳥取県
 ・北海道
 ・新潟県
 ・福井県

症状

 溶連菌感染症は、学童期の小児に最も多く、3歳以下や成人では典型的な症状が現れることは少ないといわれています。

 症状としては2~5日の潜伏期間を経て、38度以上の発熱と全身倦怠感、のどの痛みによって発症し、しばしばおう吐を伴います。

 また、舌にイチゴのようなぶつぶつができる「イチゴ舌」の症状が現れます。まれに重症化し、全身に赤い発疹が広がる「猩紅熱(しょうこうねつ)」になることがあります。また、十分な抗菌薬の投与による治療をおこなわないと、リウマチ熱や急性糸球体腎炎などを引き起こすことが知られています。

感染経路

 溶連菌感染症は、発症者の咳やくしゃみなどによる「飛沫感染」、細菌が付着した手で口や鼻に触れることによる「接触感染」によってうつります。

予防

 予防のためのワクチンは、まだ実用化されていません。

 予防には、手洗い、咳エチケットなどが有効です。

溶連菌感染症について詳しく見る

監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏

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