「感染症・予防接種ナビ」は、広島テレビ放送が運営しており、厚生労働科学研究「ワクチンで予防可能な疾病のサーベイランスとワクチン効果の評価に関する研究」(研究代表者・鈴木基)の 「ワクチンの有効性、安全性、啓発に関する研究」(研究分担者・岡部信彦)の研究活動の一部に協力しています。
子育てに欠かせない「正しく信頼できる」感染症情報の発信と予防接種の啓発を、公的機関や専門医の監修と取材協力のもと、分かりやすく伝えるサイトです。
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新型コロナウイルス感染症

2019年末頃より「新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)」が中国の武漢市を中心に出現し、世界中で患者数が増加しています。

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感染症ニュース

【感染症ニュース】インフルエンザ 患者数は非常に少ないが、まだしばらくは注意が必要

 1/18〜1/24(2021年第3週)のインフルエンザの推定患者数は、約1,020人と前週(第2週)の値(約1,420人)より減少がみられています。例年1月はインフルエンザの患者数が急増する時期ですが、今シーズンはそのようなことはなく、依然としてインフルエンザの流行開始の兆候は認められていません。

 過去10年間の同時期と比較してインフルエンザの患者数は、約1,000分の1と非常に少ない状態が続いていますが、インフルエンザの患者発生動向については、まだしばらくは注意が必要です。

■インフルエンザ(季節性とは)
 インフルエンザは、インフルエンザウイルスを病原体とする急性の呼吸器感染症で、毎年世界中で流行がみられています。

 インフルエンザの流行は、例年11月下旬から12月上旬にかけて始まり、1月下旬から2月上旬にピークを迎え、3月頃まで続きます。

感染症・予防接種ナビでは、みなさまからのインフルエンザの経験談を募集しています。

監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏
感染症ニュース一覧
予防接種における間違いを防ぐために

注意してほしい感染症

2021年1月期

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
インフルエンザ(季節性)
ウイルス性胃腸炎
溶連菌感染症

監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏

過去5年間の同時期との比較

インフルエンザ
咽頭結膜熱
溶連菌感染症
感染性胃腸炎
水痘
手足口病
伝染性紅斑
突発性発しん
百日咳
ヘルパンギーナ
流行性耳下腺炎
急性出血性結膜炎
流行性角結膜炎
マイコプラズマ肺炎
情報元:IDWR2021年第2週(2021年1月11日〜2021年1月17日)

流行の様子

インフルエンザ(季節性) ノロウイルス感染症 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
 

インフルエンザ(季節性)

現時点では、国内のインフルエンザの感染者数は、例年と比べて非常に少ない状態が続いていますが、例年冬期はインフルエンザが流行していることから、感染者発生の動向については注意しましょう。
また、新型コロナウイルス感染症と同時流行させないために、例年以上に徹底した感染対策が必要です。
インフルエンザの主な感染経路は、くしゃみ、咳、会話等で口から発する飛沫感染で、接触感染もあるといわれています。インフルエンザを予防する有効な方法としては、1) 流行前のワクチン接種、2) 外出後の手洗い、3)適度な湿度の保持、4) 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取、5)人混みや繁華街への外出を控える、等があります。
情報元:日本医師会、日本薬剤師会、日本大学薬学部、(株)EMシステムズ
監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏

ノロウイルス感染症

ノロウイルス感染症・ロタウイルス感染症に代表されるウイルス性胃腸炎は冬期に流行する感染症です。例年と比べて感染者数は低く推移していますが、今後の推移に注意が必要です。
ノロウイルス感染症もロタウイルス感染症も有効的な治療法がなく、吐き気止めや整腸剤などの薬を使用する対症療法が一般的です。間接的な接触感染によって広範囲に伝搬しやすい特徴があるため、感染予防策として、流水・石鹸による手洗いが重要です。また、ウイルスの正しい対応方法として、感染源である嘔吐物や下痢便の適切な処理にも注意が必要となり、アルコールではなく、次亜塩素酸ナトリウム系の消毒剤でなければ効果的な消毒はできません。

情報元:日本学校保健会
監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

溶連菌感染症は学童期の小児に最も多く、学校などの集団生活で気をつけてほしい感染症です。冬休み明けの学校再開に伴い流行する可能性が懸念されます。
溶連菌感染症に感染すると、2日から5日の潜伏期間の後に発症し、突然38度以上の発熱、全身の倦怠感、喉の痛みなどが現れ、しばしば嘔吐を伴います。また、舌にイチゴのようなぶつぶつができる「イチゴ舌」の症状が現れます。まれに重症化し、全身に赤い発疹が広がる「猩紅熱(しょうこうねつ)」になることがあります。発熱や咽頭痛など、新型コロナウイルス感染症の症状と似ており区別がつきにくいため、症状が疑われる場合は速やかにかかりつけ医を受診しましょう。主な感染経路は、発症者もしくは保菌者(特に鼻咽頭部に保菌している者)の咳やくしゃみなどによる飛沫感染と細菌が付着した手で口や鼻に触れることによる接触感染です。ワクチンは、まだ実用化されておらず、感染の予防には、手洗い、うがい、咳エチケットなどが有効です。
情報元:IDWR2021年第2週(2021年1月11日〜2021年1月17日)
監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏
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風疹ゼロプロジェクト
「水ぼうそう・帯状疱疹」ホントのところ

予防接種トピックス

感染症発生動向調査による小児科定点(約3,000か所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000か所)からの報告数に基づいたデータ解析によります。
感染症発生動向調査とは(厚生労働省ホームページより)
すこやか201 知ってアクション!感染症の予防
すこやか2019 知ってアクション!感染症の予防

予防接種スケジュール

※国立感染症研究所サイト

インフルエンザ情報

情報元:日本医師会、日本薬剤師会、日本大学薬学部、(株)EMシステムズ
1/18〜1/24(2021年第3週)のインフルエン ザの推定患者数は、約1,020人と前週(第2週)の値 (約1,420人)より減少がみられています。例年1月 はインフルエンザの患者数が急増する時期ですが、今シー ズンは、・・・
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1/18〜1/24(2021年第3週)のインフルエン ザの推定患者数は、約1,020人と前週(第2週)の値 (約1,420人)より減少がみられています。例年1月 はインフルエンザの患者数が急増する時期ですが、今シー ズンは、依然としてインフルエンザの流行開始の兆候は認 められていません。過去10年間の同時期と比較してイン フルエンザの患者数は、非常に少ない状態が続いています が、インフルエンザの患者発生動向については、まだしば らくは注意が必要です。(更新:1/27) (監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長・国立感染 症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏)
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