マイコプラズマ肺炎

 マイコプラズマ肺炎は、「肺炎マイコプラズマ」という細菌に感染することによって起こる呼吸器の感染症です。

 感染すると、2週間から3週間の潜伏期間を経て、発症。発熱、だるさ、頭痛とともに、痰を伴わない咳の症状が見られます。咳は、3週間から4週間にわたって長く続きます。

 多くの場合は、気管支炎などで済み、軽い症状でおさまりますが、一部の人は肺炎となり重症化するおそれがあります。


 マイコプラズマ肺炎の主な感染経路は、飛沫感染や接触感染です

 年間を通じて感染の可能性はありますが、発症者は冬にやや増加する傾向があります。


 予防のためのワクチンは、まだ開発されていません。マスクや手洗い、咳エチケットなどが予防のためには重要です。

 また、発症した場合は、抗生物質などの抗菌薬による治療が有効です。


医療監修:川崎医科大学 小児科学教授 中野貴司氏
協力:国立感染症研究所 感染症疫学センター第三室長 多屋 馨子氏
協力:田辺三菱製薬、制作協力:日テレアックスオン、制作著作:広島テレビ
更新:2016/2/5