手足口病

 こちらは、東京都内にある小児科。

 気になる感染症を、お母さんたちに聞きました。

お母さんA
「この頃はおたふくをちょっと聞きますね。おたふくが何人か…」

お母さんB
「水ぼうそうとか、あの辺が気になりますけれど」

 家庭では、感染症を防ぐさまざまな工夫をしてるようです。

お母さんC
「必ず外から帰ったら、手洗いうがいをするようにしています。やっぱりその、感染が拡大してしまうとか、みんなにうつってしまうのは怖いと思います」

 長年地域医療に取り組み、予防接種についても造詣の深い、崎山先生。子供がかかりやすい、発疹の出る感染症について聞きました。

崎山先生
「そうですね、夏に向けてやっぱり一番気にしなきゃいけないのは、『手足口病』だと思います。からだにブツブツが出て、「あっこれはどうしたものか」ってお母さんが気づくのは、やっぱり一番多いのが『手足口病』ですかね」




手足口病とはどんな病気?

 手足口病は、エンテロウイルスなどを病原体とする感染症です。


 3日から5日の潜伏期間のあとに発症。

 口の粘膜・手のひら・足の甲や裏などに、2〜3ミリの水疱性の発疹が現れます。

 手足口病は、発症者の咳やくしゃみなどによる「飛沫感染」、水疱の内容物、便に排出されたウイルスが手などを介する「接触感染」によってうつります。


 流行は夏に集中しています。

 治療は、ウイルスに対する薬が無いため、対症療法が中心となります。

 手足口病を予防するワクチンは、まだ実用化されていません。


医療監修:川崎医科大学 小児科学教授 中野貴司氏
協力:国立感染症研究所 感染症疫学センター第三室長 多屋 馨子氏
協力:田辺三菱製薬、制作協力:日テレアックスオン、制作著作:広島テレビ
更新:2016/7/17