オープニング

 去年(2014年)の夏、突然多くの患者が発生した、デング熱。

 子どもの頃、予防接種をした日本脳炎。

 この2つの病気の共通するのは「蚊」に刺されることで伝染する「感染症」ということです。

 蚊に刺されることを、甘く見てはいけません。時には命にかかわる、重い病気に感染するかもしれないのです。


 例えば、ライオン、ヘビ、蚊、この中でいちばん「ひと」を殺している動物はどれでしょう?

 正解はなんと蚊です。

 1年間のデータで、ライオンは意外と少なくて100人、蛇は5万人、そして蚊は72万5千人、人を殺しているという調査があります。


 あんなに小さい蚊が、どうやって人を殺せるのでしょうか?

 それは、蚊が感染症の原因となるウイルスや寄生虫などを人にうつしているということです。

 蚊が媒介する感染症には、昨年(2014年)日本でも話題になりましたデング熱。そしてウエストナイル熱、チクングニア熱、マラリア、更には日本でも感染例のある日本脳炎などがあります。

 いずれも重症化すると、命を落とす危険のある、大変怖い病気です。


医事監修:
国立感染症研究所ウイルス第一部 第2室室長 高崎智彦氏
国立感染症研究所感染症疫学センター第三室室長 多屋馨子氏
協力:田辺三菱製薬、制作協力:日テレアックスオン、制作著作:広島テレビ
更新:2015/7/12