患者数の動向
IDWRの速報データによると2020/8/24〜8/30(第35週)は、定点把握疾患(週報告)が2件(0)
2020/8/31〜9/6(第36週)は、定点把握疾患(週報告)が3件(0)
2020/9/7〜9/13(第37週)は、定点把握疾患(週報告)が4件(0)
地域別情報
9月7日〜9月13日(第37週)の速報データによる、定点当たり報告数が最も多い順千葉県(0.01)
京都府(0.01)
兵庫県(0.01)
( )内の数字は定点当り報告数です。
症状
インフルエンザは、1〜4日間の潜伏期間を経て、突然に発熱(38℃以上の高熱)、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛・関節痛などが出現し、鼻水・咳などの呼吸器症状がこれに続きます。通常は1週間前後の経過で軽快するが、いわゆる「かぜ」と比べて全身症状が強いのが特徴です。感染経路
くしゃみ、咳、会話等で口から発する飛沫による飛沫感染が主な感染経路です。他に接触感染もあるといわれています。予防
飛沫感染対策として、咳エチケット。接触感染対策としての手洗いの徹底が重要であると考えられます。予防接種を受けることが有効です。予防接種を受けることで、発症率、重症化率の低減につながると言われています。予防接種を受けてから、抗体ができるまで約2週間かかり,効果は5か月間持続しますので、流行前に早めに接種することをお勧めします。
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監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏