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過去7シーズンと今シーズン(2017/2018年シーズン)の<br />第36〜第9週までのインフルエンザ推定患者数の週別推移 過去7シーズンと今シーズン(2017/2018年シーズン)の
第36〜第9週までのインフルエンザ推定患者数の週別推移
 2/19〜25(第8週)のインフルエンザの患者数は約68万人。4週連続して減少がみられ、流行は落ち着きつつあります。一方、B型インフルエンザを中心とした流行はまだ継続しており、インフルエンザの流行にはまだしばらくは注意が必要です。

流行のようす

 2/26〜3/4(第9週)の1週間当たりのインフルエンザの推定患者数は677,156と、4週連続して前週の値よりも減少しました。また、週明けの3/5(月)の推定患者数は126,509と、前週の月曜日の値を下回っており、インフルエンザの患者数は更に減少していくものと予想されます。

累積患者数

 2017/9/4〜2018/3/4までの累積の推定患者数は12,877,100でした。

 2017/10/1現在の人口統計を元にした累積罹患率は10.16%と、10%を上回りました。

年齢群別情報(累積罹患率)

 5〜9歳(43.56%)
 10〜14歳(31.13%)
 0〜4歳(23.48%)
 15〜19歳(14.44%)
 40〜49歳(8.96%)
 30〜39歳(8.48%)
 50〜59歳(7.50%)
 20〜29歳(7.09%)
 60〜69歳(5.30%)
 70歳以上(3.59%)

ウイルスの型

 国立感染症研究所感染症疫学センターの病原微生物情報によると、今シーズンこれまでのインフルエンザ患者由来検体から検出されたインフルエンザウイルス(4,576検体解析)の順
 B型 41.6%
 A/H1pdm 37.2%
 A/H3(A香港)亜型 21.2%

 一方、1/22以降に検出されたインフルエンザウイルス746検体の解析の順
 B型 64.3%
 A/H3(A香港)亜型 25.5%
 AH1pdm 10.2%
 
 ※B型(大半が山形系統)が多数を占めています。

主な症状

 インフルエンザは、1〜4日間の潜伏期間を経て、突然に発熱(38℃以上の高熱)、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛・関節痛などが出現し、鼻水・咳などの呼吸器症状がこれに続きます。通常は1週間前後の経過で軽快するが、いわゆる「かぜ」と比べて全身症状が強いのが特徴です。

 ※薬局サーベイランスとは、全国およそ1万箇所の薬局での調剤情報を集計することでインフルエンザ患者数を推計する調査(運用:公益社団法人日本医師会、公益社団法人日本薬剤師会、日本大学薬学部薬学研究科、株式会社EMシステムズ共同運用)

監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則