感染症・予防接種ナビでは、厚生労働省が発行する「2012年改訂版保育所における感染症対策ガイドライン」を引用して掲出しています。

 感染症に罹患した子どもの速やかな体調の回復とともに、保育所では、周囲への感染拡大防止の観点から、学校保健安全法施行規則の出席停止の期間の基準に準じて登園のめやすを決めておく必要があります。

 以下に、医師の意見書及び保護者が記入する登園届の様式の例について示します。しかし、登園についての判断は、診察に当たった医師が身体症状やその他の検査結果等を総合し、医学的知見に基づいて行うものであり、登園するにあたっては一律に届出書を提出する必要はありません。

 これらの届け出の要否については、個々の保育所で決めるのではなくの市区町村の支援の下に地域の医療機関や学校等と十分に検討して、決めることが大切になります。医師からの意見書や保護者が記入する登園届が必要な場合には、保護者に十分に周知して提出を求めます。

 感染症に罹患した子どもの登園に際しては、@保育所内での感染症の集団発生や流行につながらないこと、A子どもの健康(全身)状態が保育所での集団生活に適応できる状態に回復していることに留意することが必要です。

 職員についても、周囲への感染拡大防止の観点から勤務の停止が必要になる場合があります。職務復帰の時期等については、嘱託医の指示を受け、施設長と十分に相談して、適切な対応をとる必要があります。

医師が書く「意見書」



 保育所は乳幼児が集団で長時間生活を共にする場です。感染症の集団発症や流行をできるだけ防ぐことで、一人一人の子どもが一日快適に生活できるよう、下記の感染症について意見書の提出をお願いします。

 感染力のある期間に配慮し、子どもの健康回復状態が集団での保育所生活が可能な状態となってからの登園であるようご配慮ください。



保護者が書く「登園届け」



 保育所は、乳幼児が集団で長時間生活を共にする場です。感染症の集団での発症や流行をできるだけ防ぐことはもちろん、一人一人の子どもが一日快適に生活できることが大切です。

 保育所入所児がよくかかる下記の感染症については、登園のめやすを参考に、かかりつけの医師の診断に従い、登園届の提出をお願いします。なお、保育所での集団生活に適応できる状態に回復してから登園するよう、ご配慮ください。



出典:「2012年改訂版保育所における感染症対策ガイドライン」厚生労働省